書 名 |
ユング心理学研究 第15巻
共感力のゆくえ
日本ユング心理学会編 |
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定 価 |
本体2,000円+税 |
刊行年月日 |
2023年4月10日 |
ISBN |
978-4-422-11715-7 |
判 型 |
A5判 |
造 本 |
並製 |
頁 数 |
202頁 |
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コロナ禍によって日常のコミュニケーションのあり方が大きく変化していく中で、心理臨床の根幹にある共感というこころの働きもまた新たな視点から再考することを求められている。特集では、霊長類学者の山極壽一氏が人類の進化の過程を解き明かしながら共感について論じたシンポジウムをはじめ、プレイセラピー、オンラインでの心理面接、不在をテーマとしたマンガ作品を取り上げた特別寄稿を通じて、共感の捉え直しを試みる。
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シンポジウム |
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●基調講演「共感力の再考――コロナ後の時代へ向けて」 山極壽一
●討論――基調講演を受けて 指定討論者 河合俊雄・岩宮恵子 |
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特別寄稿 |
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●プレイセラピーにおける共感――ボールを用いたプレイを手掛かりに 高橋 悟
●オンラインでの心理面接と共感力について 足立正道
●『葬送のフリーレン』から共感を考える 川部哲也 |
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講演録 |
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●ミステリウム・コニウンクチオニス――統合の神秘的創造 マレイ・スタイン |
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論 文 |
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研究論文
●『赤毛のアン』と母なるもの――ケルトの死生観 原田久仁美
●『思い出のマーニー』にみる思春期女性の心の変容 ――移行期の心を支える想像の仲間・親友と、母なるものとのつながり 須藤春佳 |
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印象記 |
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●国際分析心理学会(IAAP)第22回大会印象記 前田 正
●国際分析心理学会(IAAP)第22回大会印象記 桝蔵美智子
●日本ユング心理学会第10回大会印象記 奥田智香子
●日本ユング心理学会第10回大会印象記 河田知奈 |
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文献案内 |
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●神経症論に関するユング心理学の基礎文献 北口雄一
●海外文献 佐渡忠洋 |
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