書 名 |
ユング心理学研究 第14巻
ユング心理学と生命循環
日本ユング心理学会編 |
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定 価 |
本体2,000円+税 |
刊行年月日 |
2022年4月13日 |
ISBN |
978-4-422-11714-0 |
判 型 |
A5判 |
造 本 |
並製 |
頁 数 |
224頁 |
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ケルトの造形表現を手がかりにユーロ=アジア世界を貫くケルトの思想について論じた鶴岡真弓氏を招いてのシンポジウム「『ケルト渦巻』と『生命循環』――よみがえる深層」のほか、日本とアイルランドの神話、勾玉、エマ・ユングと聖杯伝説の関わりなど、ケルトや生命循環をテーマとした特別寄稿を掲載。ユング心理学の根幹にある「生と死」の問題について思索を深めながら、人類の心の古層を探っていく。
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シンポジウム |
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●基調講演「『ケルト渦巻』と『生命循環』――よみがえる深層」 鶴岡真弓
●討論――基調講演を受けて 指定討論者 河合俊雄・猪股剛 |
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特別寄稿 |
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●ユーラシアの両耳が聴きとったもの――スパイラルサウンドのゆらぎ 鎌田東二
●「勾玉」の象徴的意味をめぐって 名取琢自
●エマ・ユングと聖杯伝説 豊田園子 |
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論 文 |
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研究論文
●思春期女性の個性化過程に光を当てる「イニシエーション」の視点 ――『ホレのおばさん』を素材に 石田優香
●内観療法における「母」を考える――『観無量寿経』の瞑想法を通して 橋本俊之
●魚シンボルの二重性に関する分析心理学的考察 ――わが国におけるなまぐさの思想と「夢応の鯉魚」をめぐって 小木曽由佳
●アニマのそそのかしへのJungの回答――心理学は科学なのかアートなのか 宮澤淳滋 |
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印象記 |
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●日本ユング心理学会第9回大会印象記 日笠真理子
●日本ユング心理学会第9回大会印象記 清水亜紀子 |
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文献案内 |
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●錬金術に関するユング心理学の基礎文献 老松克博
●海外文献 猪股剛 |
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