書 名 |
ユング心理学研究 第13巻
コロナ危機とユング心理学
日本ユング心理学会編 |
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定 価 |
本体2,000円+税 |
刊行年月日 |
2021年4月15日 |
ISBN |
978-4-422-11713-3 |
判 型 |
A5判 |
造 本 |
並製 |
頁 数 |
200頁 |
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新型コロナウイルス感染症のパンデミックにより、人々の心とそれに向き合い寄り添う心理臨床という営みもまた大きな変化を経験しつつある。 このコロナ危機にユング心理学や関連領域のまなざしを向けたとき、そこにはどのような光景が広がるのか。 特集では、ユング心理学者が国際保健学・感染症対策を専門とする山本太郎氏を迎えて行った座談会をはじめ、様々な角度から現在進行形のパンデミックに迫った論考を掲載する。
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特 集 |
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●座談会「コロナ危機とユング心理学」 山本太郎・河合俊雄・川嵜克哲/司会 豊田園子
●世界の影としての新型コロナウイルス――マレイ・スタインへのインタビュー
マレイ・スタイン/聞き手 ロバート・S・ヘンダーソン
●COVID-19を巡る断章 山愛美
●新型コロナウイルスと『鬼滅の刃』 西嶋雅樹
●疫病と日本人 鈴鹿義胤 |
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論 文 |
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研究論文
●雨月物語『青頭巾』の分析心理学的考察――快庵禅師の悪霊祓いの実践から 深津尚史
●日本的こころの風景として読む古典――個性化過程にある一個人と集団の関係 鈴木志乃
●「愛護若」にみる否定的母親元型と個性化の挫折――説経節の元型的世界(3) 森文彦
●「イニシエーション」の視点から見た近現代の思春期
――児童文学『怪物はささやく』から 石田優香 |
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文献案内 |
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●アクティヴ・イマジネーションに関する基礎文献 老松克博
●海外文献 前田正 |
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