書 名 |
ユング心理学研究 第11巻
ユング心理学と子ども
日本ユング心理学会編 |
|
定 価 |
本体2,000円+税 |
刊行年月日 |
2019年4月20日 |
ISBN |
978-4-422-11711-9 |
判 型 |
A5判 |
造 本 |
並製 |
頁 数 |
200頁 |
|
|
ユング心理学は子どもをどのような存在と捉えているのか、そして子どもの問題にどのようにアプローチしているのか。子どもに関する優れた論考を数多く残した河合隼雄の生誕90周年を記念して企画された特集では、河合と深い関わりのあった心理臨床家、作家らが自らの実践や河合との思い出をつづる。詩人の谷川俊太郎氏が創作の舞台裏や河合との興味深いエピソードを披露した学会第7回大会での河合俊雄氏との対談も収録する。
|
特 集 |
|
|
●没頭することとプレイセラピー 弘中正美
●子どもとユング心理学 リース滝幸子
●いつか「真珠」を抱けるかな――河合隼雄さんのこと・「こども」のこころ 工藤直子
●谷川俊太郎が語る河合隼雄――子どもってどんなだろう? 谷川俊太郎・河合俊雄 |
|
|
論 文 |
|
|
研究論文
●おはなしにならない言葉がおはなしになるとき ――統合失調症と診断された人たちと即興で紡ぐ連想物語の考察 鈴木志乃
●アクティヴ・イマジネーションにおけるイマジナーへの帰責の可能性 ――ユング心理学における自由意志と主体 長坂瑞希
●石牟礼道子作『不知火』における救済のイメージについて 奥田智香子
●「信徳丸」にみる青年の個性化過程と観音信仰――説経節の元型的世界(2) 森文彦 |
|
|
印象記 |
|
|
●国際分析心理学会関連大会印象記2018 河合俊雄
●第5回IAAP/IAJS The Joint Conference 2018 印象記 長野真奈
●第4回ISPDI大会印象記 竹中菜苗
●日本ユング心理学会第7回大会印象記 城谷仁美 |
|
|
文献案内 |
|
|
●“子ども”に関するユング心理学の基礎文献 田熊友紀子
●海外文献 名取琢自 |
|
|