書 名 |
ユング心理学研究 第9巻
海の彼方より訪れしものたち
日本ユング心理学会編 |
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定 価 |
本体2,000円+税 |
刊行年月日 |
2017年7月20日 |
ISBN |
978-4-422-11499-6 |
判 型 |
A5判 |
造 本 |
並製 |
頁 数 |
192頁 |
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日本人にとって「海」や「境界」はどのようなものとしてイメージされてきたのか、赤坂憲雄氏が東日本大震災の被災地を歩きながら思索をめぐらせたことについて、民話や神話などからも豊かに事例を引きながら語ったシンポジウムの記録のほか、日本ユング心理学会(JAJP)設立時理事長の川戸圓氏が自身の歩みを振り返りながらこれからの日本のユング心理学が学ぶべきことについて論じた講演録「私のユング心理学」などを収録。
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シンポジウム |
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●基調講演「海の彼方より訪れしものたち」 赤坂憲雄
●討論――基調講演を受けて 指定討論者 川戸 圓・河合俊雄 |
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講演録 |
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●分析という場――対人的および元型的側面 ジョセフ・ケンブレイ
●私のユング心理学――心理療法と普遍性にたどりつくこと 川戸 圓 |
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論 文 |
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研究論文
●宮沢賢治の『文語詩稿五十篇』――定型をめぐって 奥田智香子
●「梁塵秘抄」から受け継ぐ今様歌謡の力――やわらかな自我の態度 鈴木志乃
●日本神話における二つのシャーマニズムと霊魂観――米という象徴からみた精神療法 深津尚史 |
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印象記 |
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●国際分析心理学会(IAAP)第20回大会印象記 足立正道
●国際分析心理学会(IAAP)第20回大会印象記 西牧万佐子
●日本ユング心理学会第5回大会印象記 西垣紀子 |
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文献案内 |
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●精神医学に関するユング心理学の基礎文献 前田 正
●海外文献 小木曽由佳
●ある女性治療者の仕事――映画評「ニーゼと光のアトリエ」 豊田園子 |
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