書 名 |
ユング心理学研究 第5巻
心の古層と身体
日本ユング心理学会編 |
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定 価 |
本体2,000円+税 |
刊行年月日 |
2013年3月10日 |
ISBN |
978-4-422-11494-1 |
判 型 |
A5判 |
造 本 |
並製 |
頁 数 |
200頁 |
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内田樹氏が「能」を軸に日本人の身体運用と無意識との関係性を語り尽くした講演・討議の全記録を掲載。『赤の書』編者のソヌ・シャムダサーニ氏がユングの魂の遍歴をたどりつつ同書の成立過程を明らかにした貴重な講演も収録している。また、ユング心理学に関する国内外の文献を紹介するセクションを新設。研究論文はいずれも若い女性の事例で、とくに身体をめぐる強烈なイメージの展開が現代という時代を考察する上で示唆に富む。
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シンポジウム |
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●基調講演「心の古層と能」 内田 樹
●討論──基調講演を受けて 指定討論者 鎌田東二・川戸 圓 |
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講演録 |
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●ユングの『赤の書』の背景と可能性 ソヌ・シャムダサーニ |
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論 文 |
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研究論文
●解離にみるリアリティとの邂逅
──20代女性との面接過程 長野真奈
●夢と描画表現にみる「母性」の傷つきと癒し 井上靖子
●女子大学生の夢に見られたdismembered body image について 斎藤清二 |
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印象記 |
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●日本人の自我のありようと主体性
──日本人の「私」からの発信 山 愛美
●4th International Academic Conference of Analytical
Psychology & Jungian Studies
大会印象記 小木曽由佳
●The International Society for Psychology as the Discipline
of Interiority
大会印象記 畑中千紘 |
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文献案内 |
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●言語連想法について 川戸 圓
●海外文献 岸本寛史 |
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