書 名 |
ユング心理学研究 第4巻
昔話と日本社会
日本ユング心理学会編 |
|
定 価 |
本体2,000円+税 |
刊行年月日 |
2012年3月10日 |
ISBN |
978-4-422-11493-4 |
判 型 |
A5判 |
造 本 |
並製 |
頁 数 |
168頁 |
|
|
社会学者の大澤真幸氏の講演では、河合隼雄の昔話論を大胆に読み解き、社会における女性のジェンダー心性をあぶりだす。ポール・クーグラー氏の講演は、エラノス会議の歴史を、豊富な写真と裏話を交えつつ語った貴重な記録となっている。学術論文では、多角的にユング心理学の文化的・臨床的可能性を探る論考がそろう。
|
シンポジウム |
|
|
●基調講演「河合隼雄の『昔話と日本人の心』を読む」 大澤真幸
●討論――基調講演を受けて 指定討論者:河合俊雄・川戸 圓 |
|
|
追悼文 |
|
|
●ジェームス・ヒルマン博士の最後の日々を共にして 樋口和彦 |
|
|
講演録 |
|
|
●エラノスと分析心理学――河合隼雄にも触れつつ写真で歴史を振り返る ポール・クーグラー |
|
|
論 文 |
|
|
研究論文
●ユング『赤の書』と『タイプ論』 小木曽由佳
●主体の成立と他者の出現
――児童期にアスペルガー障害と診断された14歳男子との面接経過 橋本尚子
●諏訪大社ミシャグジ儀礼に関する分析心理学的考察 その2
――上社豊穣儀礼における犠牲について 吉川眞理 |
|